「手数料の金額は比べられた。
2026/10/30
「手数料の金額は比べられた。でも、販売活動の違いは、どう比べたらいいの?」
売却専門の紙谷です。YouTube「不動産売却の教科書」で、家を売る前に知っておきたいことを順番に話しています。
手数料が安くなるのは、売主さんにとってうれしいことです。ただ、契約する前に、金額と一緒に確かめてほしいことがあります。それが、どんな販売活動をしてくれるかです。
理由は、買主さんを探す範囲が狭くなると、手数料を安くしてもらっても、本当に得かどうかは分からないからです。
たとえば、レインズ(不動産会社どうしで、売り物件の情報を共有する仕組み)には登録されている。ところが、ほかの会社が資料を頼んでも、なかなか届かない。内覧を希望しても、話が進まない。こうなると、ほかの会社がお客さんに紹介しにくくなります。返事が一度遅れただけで囲い込みとは判断できませんが、こうした対応が続けば、買ってくれるかもしれない方との出会いを逃してしまう可能性があります。
会社を選ぶときに聞いてほしいのは、この3つです。
1.「ほかの会社のお客さんにも、広く紹介していただけますか?」
レインズにはいつ登録するか。紹介用の販売資料も登録するか。ほかの会社からの問い合わせと、その対応も報告してもらえるか。「紹介します」だけでなく、どう紹介して、何を報告してくれるかまで確認します。
2.「広告は、どこに載せて、どんな内容にしますか?」
SUUMOなどの、どの媒体に載せるか。写真は誰が撮るか。販売資料や掲載文は誰が作るか。できれば、過去の掲載例や販売資料も見せてもらってください。説明だけより、比べやすくなります。
3.「内覧や、反響が少ないときには、どのように対応しますか?」
内覧には誰が立ち会うか。家の特徴や注意点を誰が説明するか。内覧した方の感想を、どう報告してくれるか。問い合わせが少ないときは、何を確認して、どう見直すか。ここまで聞いておくと、売り出したあとの進め方が見えてきます。
私の場合は、SUUMOに掲載し、写真、販売資料、掲載文の作成と、内覧の立ち会いも私がしています。レインズにも登録して、ほかの会社からの問い合わせについても報告しています。この3つは、私にもそのまま聞いてください。
上限の手数料を払えば安心、ということでもありません。手数料はいくらか。そして、その手数料で何をしてくれるか。この2つを、セットで比べてください。どの会社にも、同じ質問をして大丈夫です。
今日の宿題です。会社を比べている方は、紙に2社の名前を書いて、その下に手数料の金額、割引がある場合はその条件、説明を受けた販売活動を書いてみてください。書けないところがあれば、契約する前に確認を。すでに売り出し中の方は、契約前に聞いた説明と、今の販売活動が合っているかを見てみてください。
手数料の仕組みや、手数料と売却価格の両方で比べる考え方は、図を動かしながら約15分で説明しています。動画のほうが分かりやすいです。プロフィールのリンク「不動産売却の教科書」から見られます。
手数料の見積りと、説明された販売活動をもとに、何を確認すればよいかのご相談は、プロフィールのリンク1本目の公式LINEからどうぞ。一緒に整理します。
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