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不動産売却で大阪府物件の現況測量と確定測量を使い分けてトラブル回避する具体策

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トラブル回避!大阪市不動産売却での現況測量・確定測量の違いとは

トラブル回避!大阪市不動産売却での現況測量・確定測量の違いとは

2026/09/02

大阪市内で不動産売却を検討されている皆様、「不動産会社から測量が必要と言われたけれど、専門用語が多くてよく分からない」とお悩みではありませんか?費用の安さだけで選んでしまうと、後々ご近所トラブルに発展する可能性もあり大変危険です。

本記事では、不動産売却における現況測量と確定測量の決定的な違いから、費用相場、そしてあなたのケースではどちらを選ぶべきかまでを分かりやすく解説します。無駄な出費を防ぎ、スムーズな売却を成功させるための正しい知識を身につけましょう。

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目次

    大阪市での不動産売却にかかわる「現況測量」と「確定測量」の決定的な違い

    結論から申し上げますと、これら2つの測量の最大の違いは「隣地所有者との合意(境界確認)があるかどうか」と「法的な証明力があるかどうか」です。どちらを選ぶかによって、売却の安全性と費用が大きく変わります。

    ~現況測量とは?(目的・特徴・法的効力)~

    現況測量とは、現在あるブロック塀や建物の位置など、目に見える現在の状況(現況)をもとにして土地の面積や寸法を測る方法です。 現況測量はあくまで「今どうなっているか」を測るだけであるため、隣地所有者の立ち会い確認を行いません。そのため、算出された面積はあくまで参考値にとどまり、法的な境界を証明する効力を持たないのが特徴です。主に、おおよその面積を把握して売出価格の目安をつけたい場合や、建築計画の初期段階で利用されます。

    ~確定測量とは?(目的・特徴・隣地境界の立会い)~

    確定測量とは、対象となる土地のすべての境界について、隣地所有者および役所(道路など官有地と接している場合)の立ち会いのもと、正しい境界線を確定させる測量のことです。 境界が合意されると「境界確認書」という公的な書面が交わされるため、法的に正しい土地の面積が明確になるのが最大の特徴です。後々のトラブルを防ぐ強力な証拠となるため、不動産売却においては原則としてこの確定測量が求められます。

    ~【比較表】現況測量と確定測量の違い一目でチェック~

    項目 現況測量 確定測量
    目的 おおよその面積・現状の把握 正確な境界線と面積の確定
    隣人の立会い 不要 必要(全員)
    役所の立会い 不要 必要(官民境界がある場合)
    法的効力 なし(参考値) あり(境界確認書を作成)
    売却時の安全性 低い(トラブルのリスクあり) 極めて高い

     

    トラブル回避!大阪市の不動産売却で「確定測量」が推奨される理由

    大阪市で土地や一戸建てを売却する際、多くの不動産会社が「確定測量」を強く推奨します。その理由は、売却後の深刻な近隣トラブルを未然に防ぎ、買主が安心して購入できる状態を作るためです。

    ~売却後の境界トラブル(越境問題など)を未然に防ぐため~

    境界が曖昧なまま売却してしまうと、購入した新しい持ち主と隣人との間で「屋根がはみ出している」「塀の位置がおかしい」といった越境トラブルに発展する危険性があります。確定測量を行っておけば、売却前にこうした問題をクリアにでき、売主としての契約不適合責任(引き渡した物件に欠陥があった場合の責任)を問われるリスクを回避できます。

    ~買主の住宅ローン審査に影響する可能性があるため~

    購入希望者が現れても、境界が確定していない土地は金融機関からの担保評価が低くなる傾向があります。最悪の場合、「境界トラブルのリスクがある土地」と見なされ、買主の住宅ローン審査が通らないケースもあります。スムーズな資金決済と売却完了のためには、法的根拠のある確定測量図が不可欠なのです。

    ~大阪市内の密集地・狭小地ならではの越境リスクとは~

    大阪市内、特に昔ながらの住宅が密集しているエリア(城東区、福島区、阿倍野区など)や狭小地では、長年の増改築によって軒先や雨どい、ブロック塀が複雑に入り組んでいるケースが珍しくありません。このような地域では少しのズレが大きな揉め事に発展しやすいため、現況測量だけでは不十分であり、確定測量による厳密な境界画定がとくに重要視されます。

    現況測量と確定測量にかかる費用相場と期間の違い

    測量にかかる費用と時間は、現況測量か確定測量かによって大きな差が出ます。結論として、確定測量の方が費用は高く、期間も長くかかります。売却スケジュールから逆算して、早めに動き出すことが大切です。

    ~現況測量の費用相場と完了までの期間~

    現況測量は隣人の立会いなどの調整が不要なため、スピーディーに進みます。

    費用相場:約7万円〜10万円程度

    完了期間:数日〜2週間程度 あくまで簡易的な測量であるためコストは抑えられますが、不動産売却の最終的な決済に使えるケースは限られています。

    ~確定測量の費用相場と完了までの期間(官民査定・民民査定)~

    確定測量は、隣人との境界(民民境界)だけでなく、道路や水路など役所が管理する土地との境界(官民境界)を確定させる必要があるため、手間と時間がかかります。

    費用相場:約40万円〜80万円程度(※官民境界を含む場合は高額になります)

    完了期間:約2ヶ月〜3ヶ月(役所との協議が長引くと半年以上かかることも) 費用はかかりますが、「安心・安全な土地」という付加価値がつき、結果的に相場通りの適正価格で早く売れやすくなるというメリットがあります。

    ~大阪市で測量費用を安く抑えるコツはある?~

    測量費用を少しでも抑えるためには、過去に作成された「地積測量図」や「境界確認書」が自宅に保管されていないか確認しましょう。古いものでも参考資料として使える場合があり、土地家屋調査士の作業負担が減ることで費用が安くなる可能性があります。また、複数の土地家屋調査士(または不動産会社が提携する調査士)から相見積もりを取ることも有効です。

    どっちを選ぶべき?ケース別・不動産売却時の測量の必要性

    「結局、自分の家を売る時はどちらの測量が必要なの?」と迷われる方へ。結論としては、土地の状況や売却条件によって必要な測量は異なりますが、基本的には「確定測量」が必要だとお考えください。

    ~「確定測量」が必須・おすすめとなるケース~

    以下のケースに当てはまる場合は、トラブル回避のために確定測量が必須と言えます。

    土地の単価が高いエリアの物件(大阪市内の中心部など、少しの面積の差が金額に大きく影響するため)

    境界標(コンクリートの杭など)が見当たらない土地

    ●買主が建物を解体して新築を建てる予定(古家付き土地の売却)

    ●隣地とブロック塀などを共有している、または越境の可能性がある土地

    ~「現況測量」のみで売却できるケース~

    例外として、以下のケースでは確定測量を省略し、現況測量や公簿売買(登記簿上の面積で売買すること)で済む場合があります。

    広大すぎる土地、または山林などで確定測量費用が売却益を上回ってしまう場合

    隣人が行方不明で、どうしても立ち会いが不可能な場合(※ただし買主の了承が必須です)

    買主が「境界非明示(境界を確定させなくてよい)」という条件に合意した場合(その分、売却価格は安くなる傾向があります)

    ~そもそも測量が必要ないケース(マンション売却など)~

    なお、分譲マンションの一室を売却する場合、土地の測量は一切不要です。マンションの敷地全体はすでにマンションの開発・分譲時に測量されており、区分所有者はその持分を売買するだけだからです。

    大阪市で確定測量を行う際の流れと注意点

    いざ確定測量を行うことになった場合の流れと、注意すべきポイントを解説します。結論として、測量業務は国家資格を持つ「土地家屋調査士」に依頼することになります。

    土地家屋調査士への依頼から測量完了までのステップ

    確定測量は概ね以下の流れで進みます。

    1.資料収集・現地調査(法務局での図面取得など)

    2.現況測量(まずは現状を測ります)

    3.境界の仮出し(過去の図面と現状を照らし合わせます)

    4.関係者との立会い・確認(隣人や役所担当者と現地で確認)

    5.境界標の設置・境界確認書の作成・押印 これらをすべてスムーズに終えるためにも、事前の準備が欠かせません。

    ~隣人(隣地所有者)が立会いや押印に協力してくれない場合の対処法~

    確定測量最大のハードルが「隣人の協力」です。関係性が悪かったり、認知症などでハンコをもらえなかったりするケースがあります。 このような場合は、土地家屋調査士や不動産会社の担当者に間に入ってもらい、感情的なこじれを防ぎながら客観的な立場で交渉してもらうのがベストです。どうしても解決しない場合は「筆界特定制度」という法務局の制度を利用することもありますが、さらに時間がかかるため専門家への相談が必須です。

    ~役所(大阪市や国)との協議(官民境界確定)にかかる時間~

    前面道路が大阪市道である場合などは、大阪市の担当部署(建設局など)への申請と現地立会いが必要です。役所の業務は手続きが厳格に決まっており、申請から立会い、決済完了まで数ヶ月単位の時間がかかります。「すぐに売りたい」と思っても明日明後日に終わるものではないため、売却活動はスケジュールに十分な余裕を持ってスタートさせましょう。

    測量の手配も安心!大阪市で信頼できる不動産会社の選び方

    不動産売却を成功させるには、測量の知識をしっかり持った不動産会社をパートナーに選ぶことが重要です。結論として、「専門家とのネットワーク」と「説明の透明性」を持つ会社を選びましょう。

    ~土地家屋調査士とスムーズに連携できる会社を選ぶ~

    不動産会社自体が測量を行うわけではなく、必ず土地家屋調査士が担当します。そのため、日頃から優秀な土地家屋調査士と提携しており、連絡調整を迅速に行ってくれる不動産会社を選ぶと安心です。地域密着型の会社であれば、大阪市特有の役所手続きにも慣れており、スムーズに進行してくれます。

    ~測量費用に関する説明が明確な担当者を見極める~

    優良な不動産会社であれば、売却相談の初期段階で「この土地は確定測量が必要になりそうです。費用はおよそ〇〇万円ほどかかります」と、売主の負担となる費用について包み隠さず説明してくれます。逆に、契約を取りたいがために「測量はしなくても売れますよ」と安易に言う担当者には注意が必要です。後からトラブルに巻き込まれるのは売主自身だからです。

    まとめ:現況測量と確定測量の違いを理解し、大阪市での不動産売却を成功させよう

    本記事では、大阪市における不動産売却時の「現況測量」と「確定測量」の違いについて解説しました。 現況測量は安価で早いものの法的効力がなく、安全に売却してトラブルを回避するためには、原則として「確定測量」が必須となります。費用と時間はかかりますが、安心な不動産として買主にアピールできるため、結果的にスムーズで適正な価格での売却に繋がります。

    測量について不安な点がある場合は、まずは地域の事情に詳しい不動産会社に相談し、スケジュールや費用の見積もりを出してもらうことから始めましょう。

    現在ご所有の不動産について、隣地との境界標(杭など)がどこにあるか、ご自身で把握されていますでしょうか?

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