査定のあと「パネルは、値段にはほとんど入らないですね」と言わ...
2026/11/04
査定のあと「パネルは、値段にはほとんど入らないですね」と言われて、その夜ずっと考えてしまう。
売却専門の紙谷です。note で、家を売る前に迷いやすいところを一つずつ書いています。今回は、屋根に太陽光パネルが載った家を売るときの話です。
撤去の見積もりを取ったほうがいいのか。でも外すにもお金がかかる。売電の明細が来なくなって、そもそも動いているのかも分からない。検索しても「付けるべきか」の記事ばかりで、売る側の話が見つからない。
そうやって迷うのは、売主さんのせいではありません。パネルを付けたときは、きっと家族で話し合って決めたはず。だから簡単に決められないんです。
まず「値段にほとんど入らない」の意味から。
中古の家の値段は、近くで売れた家と比べて決まることが多いんです。太陽光が載っている家は周りに少なく、比べる相手が見つかりにくい。だから「いくら上乗せ」とは言いにくい。「価値がない」ではなく「比べようがない」に近い言葉です。
正直に書くと、私も太陽光が付いた家を何件か売ってきましたが、「パネルがあるから売れた」より「解体するつもりで買われた家に、たまたま付いていた」ことのほうが多かったです。
それでも、発電していて書類がそろっている家は、買う方の「何年前に付けたんですか?」「いま動いていますか?」にその場で答えられます。パネルが付いていることは、販売の図面や掲載文にも書いています。
そして、外したパネルは元に戻せません。撤去の工事に加えて、金具の跡を直す費用がかかることもあります(金額は見積もりしだい)。その費用が値段に上乗せされて戻ってくるとは限りません。
だから今日、決めなくて大丈夫です。外す前に見るのは3つだけ。
①誰の物か…設置の契約書、ソーラーローンの返済表、リース契約書を探す
②動いているか…晴れた日の昼にモニターを見る。パワコンの製造年も書き写す
③屋根の状態…2階や押し入れの天井にしみがないか、スマホで撮っておく
気をつけてほしいのが①です。0円ソーラーやリースの契約中なら、パネルはまだ事業者の物。自分の判断では外せないので、まず事業者に売る予定を伝えてください。ソーラーローンが残っていればローン会社に、親が付けたパネルなら売電の名義を施工会社か電力会社に確かめます。名義の手続きは、私も売るときに一緒にお手伝いしています。
撤去の業者さんを呼ぶのは、そのあとで。先に売却の担当者に、書き写したものと写真を見せてください。外すかどうかを、売り方と一緒に考えられます。
探す紙と見る場所、書き写す4つ、3つを1枚にまとめる「外す前の3行メモ」まで、詳しくは note に書きました。最後まで無料です。
プロフィールのリンクから読めます。
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