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査定で駅の話が出たとたん、家族みんな黙ってしまう。

査定で駅の話が出たとたん、家族みんな黙ってしまう。

2026/11/05

査定で駅の話が出たとたん、家族みんな黙ってしまう。そんな帰り道があります。
売却専門の紙谷です。note で、家を売る前に迷いやすいところを一つずつ書いています。今回は、駅からバスや坂を通る家を売るときの話です。

ネットでよく見る「徒歩◯分」は、道の長さ80mを1分として計算します。坂や信号待ちは入れないのが通例です。上り坂も平らな道も、広告の上では同じ「徒歩5分」。
だから分数は、家の値打ちの全部ではなく「いちばん比べやすい1行」なんです。査定で駅の話が最初に出るのも、比べやすいから。家そのものを否定されたわけではありません。
逆に言えば、駐車場や庭、部屋の数、バスの本数は、担当者が言葉と写真にしないと買う方に届きません。ここを知らないまま「ですよね」と返してしまうのは、売主さんのせいではないと思います。

そこで、駅の話のあとに3つだけ聞いてみてください。

①「この家は、誰が買うと思いますか?」
車で通勤する方、子どもに部屋を持たせたい方、家庭菜園をしたい方。駅までの分数より、駐車場や部屋の数を先に見る方もいます。「どなたでも」と返ってきたら、「たとえば、どんな方ですか?」と聞き直して大丈夫です。
駅から遠い家も、私はこれまで何度も売ってきました。買ってくださったのは、その地域が地元で、その地域で探している方が多かったです。通勤は車で、電車はほとんど使わないという方もいました。

②「この街で、いま何軒出ていて、どのくらいで売れていますか?」
売り出し中の軒数は、SUUMO で町名を絞れば自分で数えられます。この1年で売れた軒数と、売れるまでの期間は担当者に出してもらいます。
比べられる家があるのは、悪いことではありません。ただ、出す金額や出し方を間違えると、相手の家のほうを引き立ててしまいます。近くに相場より安い家が出ていて、売る時期に余裕があるなら、売り出す時期をずらしましょうとご提案することもあります。

③「掲載には、駅の代わりに何を載せますか?」
駐車場、広さ・部屋数、日当たり・眺め、バス、坂。「バス12分」だけより「朝7時台に◯本」と書いてあるほうが、暮らしを思い描きやすくなります。坂は隠しても内覧の日に分かるので、先に伝えます。坂の上の家は景色が良いことが多いので、窓からの眺めを載せることもあります。

もうひとつ。「売れないなら買取ですね」と言われたら、その場で決めずに、仲介の見込みの値段と期間、買取の値段を1枚に並べてもらってください。私は自社で家を買い取らないので、どちらかに寄せる理由がありません。

家のまわり4行、この街の今メモ、バス停の時刻表の見方まで、詳しくは note に書きました。最後まで無料です。
プロフィールのリンクから読めます。

#不動産売却 #大阪 #住み替え #実家じまい #戸建て


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