株式会社ヒーローズプロパティ
  • #
  • #
お問い合わせはこちら

税金の封筒の数字と、査定書の数字。

税金の封筒の数字と、査定書の数字。

2026/11/06

税金の封筒の数字と、査定書の数字。並べてみたら、半分くらいしかなかった。
売却専門の紙谷です。note で、家を売る前に迷いやすいところを一つずつ書いています。今回は、固定資産税の紙(課税明細書)の評価額と、査定の値段がずれる話です。

親が毎年、1,200万円の家として税金を払ってきたのに、査定は600万円台。「安く見られたのかな」と思うのは、ごく自然なことです。

紙にある評価額は、税金を計算するために市町村が決めている値段です。「いくらで売れるか」を表した数字ではありません。しかも、土地と家では決め方がまったく別です。だから合計で見るのをやめて、2つの欄に分けて読みます。

■土地の欄
家の建つ土地は、国が毎年出す土地の値段(公示価格)の7割を目安に決められています。なので評価額を0.7で割ると、土地だけの値段の「出発点」が出ます。750万円なら約1,070万円です。
ただ、前の道の幅、土地の形、建て替えができるか、近くで売りに出ている家の数で、上にも下にも動きます。道が狭いと、出発点より下に出ることもあります。

■家の欄
家は、いま建て直すといくらかかるかから、古くなった分を差し引いて決めます。どれだけ古くなっても、建て直す費用の20%で下げ止まる決まりがあるので、築年数の古い家でも紙の上では金額が残ります。
でもこれは税金の決まりで、買う方が「この家にいくら出すか」とは別の話です。
私の場合、建て替えを前提に古家付きのまま売るときは、更地にした状態として査定を出します。解体を買う方が負担する形なら、おおよその解体費用を差し引いた額でお出しします。

なので古い戸建ては「紙>売れる値段」になりやすく、大阪市内のマンションや駅に近い土地は「紙<売れる値段」になることもあります。ずれるのは、誰かがごまかしたからではなく、仕組みの向きなんです。

書き写すのは「評価額(価格)」の欄です。課税標準額は特例で小さく出るので、見間違えやすいところです。

分けて読めたら、査定の説明を受けるときに紙を横に置いて、この2つを聞いてみてください。
①「土地の欄とこの値段の差は、どこから来ていますか?」
②「建物はいくらで見て、その理由は何ですか?」
2つの欄に線を引くだけで、紙は「疑う材料」から「聞く材料」に変わります。

書き込める2欄メモ、名寄帳で土地の漏れを確かめる方法、片付ける前の査定の話まで、詳しくは note に書きました。最後まで無料です。
プロフィールのリンクから読めます。

#不動産売却 #大阪 #相続 #実家じまい #固定資産税


大阪で相続の手続きを依頼

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。