連休の実家で「この家、どうする?」が出たら。
2026/09/22
連休の実家で「この家、どうする?」が出たら。全員の同意の前に揃える4つの材料
連休で顔が揃った実家で、「この家、どうする」が出た方へ。 住んでいるきょうだいは「まあ、そのうちな」と席を立ち、遠くのきょうだいは「任せる」だけ。
今日は決めなくて大丈夫です。 連休は、材料を揃える日。決めない、片付けない。それだけで十分です。
■「全員の同意」は最後に出てくるもの 全員の同意とは、遺産分割協議書(誰が何を相続するか決めて、全員が実印を押す書類)に、全員の署名と印鑑証明が揃うこと。 入口で取り付けるものではなく、材料が揃った結果です。 その材料が4つ。①実勢価格 ②分け方 ③名義 ④登記前に進められる範囲。 今日は、①の話だけです。
■「いくらで売れますか?」は、家の中では答えが3つ 固定資産税評価額(納税通知書の数字)、相続税評価額(路線価など)、実勢価格(いま売りに出したら買い手がつく値段)。 住んでいる人は「評価額やと数百万やろ」。遠くの人は「ネットは2,000万て出てた」(セリフは例です)。 全員が本気なのに、見ている数字が違う。だから話が噛み合いません。
■最初の行動は、全員が同じ1枚を見ること 机上査定(現地を見ずに、住所・面積・築年数から出す概算)を不動産会社1社に頼み、査定書をPDFのまま全員に送る。 添える言葉は「この数字を一緒に見てほしい」だけ。 机上査定は代表相続人1人で取れます。同意も登記も要りません。
■大阪市の築古・長屋は「対象外」と返ることがあります 築古の戸建て、長屋・連棟、再建築不可、前の道が4m未満の私道。一括査定サイトに入れると「対象外」と返ることがあります。 売れない、ではなく、サイトの仕組みが合わないだけ。現地を見ている地場の会社に、直接1社で大丈夫です。
■連休中にできる3つ ①納税通知書と、立て替えた税金の領収書を1つの封筒に ②登記事項証明書を1通取る(本当に親名義のままか分かります) ③「持分だけ買います」のDMは保管して、返事は急がない
家財の処分は、全員の合意まで待ってください。合意の前に処分すると、相続の選択をあとからやり直せなくなることがあります。 相続登記の期限は、2024年4月より前の相続分なら2027年3月31日です(急かす材料ではありません)。
私は大阪市淀川区(新大阪)で、売却だけを専門にしている不動産会社をやっています。自社で買い取ることをしないので、査定の数字を低めに寄せる理由がありません。売りたい側にも、住んでいる側にも、同じ表をお出しします。
保存して、きょうだいに送ってください。同じ1枚を見るところからです。 詳しくはブログ「きょうだいで相続した大阪市の実家、『全員の同意』の前に揃える4つの材料」(プロフィールのリンクから) ご自身の実家について聞きたい方は、プロフィールのリンクから公式LINEへ
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